2021年10月
オンライン講座のご案内

2021 年度事業の一環としてオンライン講座開催します。
期日:11月22日(月)、午後6時30分~
講師:名古屋市立大学大学院公衆衛生学分野 鈴木貞夫教授
演題:「名古屋スタディとHPV ワクチン勧奨再開について」

鈴木貞夫教授はご自身の科学的な疫学研究「名古屋スタディ」の結果から、HPV ワクチン接種後の諸症状とワクチンとの因果関係はないと報告されました(注1)。
参加方法はチラシをご覧下さい。どなたでも参加可能です。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。
注1:
Papillomavirus Research Volume 5, June 2018, Pages 96-103
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2021年8月
ー2018年の東京医大問題その後ー

目次
1.2017年8月、9月のJAMP HPトピックス →詳細はこちら
2.2018年8月以降のJAMP活動と社会動向 →詳細はこちら
3.2019および2020年度の大学医学部入試結果の解析 →詳細はこちら
4.過去14年間の医師国家試験合格率の男女比 →詳細はこちら
5.意思決定の場への女性参画:大学医学部有給教員数の比較 →詳細はこちら
6.女子大生亡国論と東京医大問題 →詳細はこちら
7.まとめ →詳細はこちら

2021年2月
代表理事 津田 喬子より2021年のご挨拶

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2021年2月
国際婦人年連絡会2020年度第5回セミナーにJAMP理事の種部恭子が登壇いたしました。

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2020年9月
「今後の新型コロナウイルス感染予防用の消毒液について」情報をまとめました。

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2020年9月
9月6日17時よりJAMP 2020年度総会・講演会・懇親会をオンラインで開催いたしました。

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2020年7月
対馬ルリ子理事より寄稿「コロナ感染下でのDV、性暴力被害者対応を通じて」

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2020年5月
「新型コロナウイルス感染予防に対する次亜塩素酸水に関して」情報をまとめました。

→詳細はこちら(PDFへ)

2019年9月
JAMP 2019年度総会・懇親会

2019年度JAMP総会・講演会・懇親会を2019年9月21日(土)17時30分より開催いたしましたので報告いたします。講演会では、衆議院議員のとかしきなおみ先生より、「女性医療者の政治的インパクトを最大化するには?」というタイトルで力強いご講演をいただきました。また、JAMP理事で、富山県議会議員の種部恭子理事から「女性の健康の社会的決定要因の解決に向けて」お話させていただきました。女性政治家として薬師寺みちよ先生、打越さく良先生、小川くにこ先生にもご出席いただき、とても有意義な会となりました。JAMPの今後の事業計画として以下を挙げております。今後ともJAMPをよろしくお願いいたします。

  1. 医学部入試における諸問題への取り組み
  2. HPVワクチン接種への取り組み
  3. 医師・歯科医師・薬剤師の連携による事業
  4. ウィミンズヘルスアクションの実行委員
  5. 医療政策を提言する女性医師の会協力
  6. 各団体への協力
  7. 医系議員との懇談会
  8. 2020年度一般社団法人日本女性医療者連合正会員総会開催

JAMP 2019年度総会・懇親会

2019年9月
9月20日17時より名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリにてJAMP理事の対馬ルリ子が登壇いたしました。

→ご案内はこちら(PDFへ)

2019年6月
6月22日シンポジウム「ジェンダー平等こそわたしたちの未来」にJAMP理事の吉野一枝が登壇いたしました。

→レポートはこちら

2019年6月
2019年6月8日開催日本学術会議公開シンポジウム
「横行する選考・採用における性差別:統計からみる間接差別の実態と課題」にJAMP理事の対馬ルリ子が登壇いたしました。

→当日の資料などはこちら

2019年5月
2019年6月8日開催日本学術会議公開シンポジウム
「横行する選考・採用における性差別:統計からみる間接差別の実態と課題」にJAMP理事の対馬ルリ子が登壇いたします。

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2019年2月 文部科学省における記者会見報告
「医学部入試女子差別問題から考える医師の働き方への提言」

日時
2019年2月1日(金)15時~
場所
文部科学省12階 記者会見室
 
出席者
津田喬子(JAMP代表理事)、対馬ルリ子(同理事)、吉野一枝(同理事)、遠見才希子(発表者)、小野陽子(発表者)、 打越さく良(弁護士、発表者)、北 奈央子(事務)

メディア関係者
NHK報道局政治部、讀賣新聞東京本社、産経新聞東京本社、東京新聞・中日新聞編集局社会部、朝日新聞社、北海道新聞東京本社、日本経済新聞編集局社会部、日本テレビ放送網株式会社、共同通信社、東京新聞社会部、朝日新聞社、時事メディカル、毎日新聞、フジテレビ、読売
(敬称略)

会見内容

  1. 津田代表理事の開会挨拶
  2. プログラム(添付資料−1)に従って、対馬理事の司会で進行
    1)吉野理事より、スライド(添付資料−2)を提示して東京医大の女子受験者得点への恣意的操作に対するJAMPの声明を紹介
    2)対馬理事より、声明の中の1)過重労働・医師の犠牲の上に成り立つ医療制度の改革、2)ダイバーシティの推進およびジェンダーハラスメントの根絶、の重要性について追加説明
    3)医学部入試における女性差別対策弁護団の打越さく良弁護士発言「東京医科大学の元受験生40人が今春にも大学を提訴すべく準備中だが、今後のことを考えて声を出せない女子学生も多い」と報告、JAMPの取り組みに期待を表明
    4)遠見才希子氏(産婦人科医)、小野陽子氏(産婦人科医)発言過酷な現場および女性差別の実態報告
    5)対馬理事より、スライド(添付資料−2)を提示して本会見に用意した6項目の提言についての説明、および産婦人科における当直回数、労働時間を提示して過重労働の現状の紹介
    6)津田代表理事より、年間残業時間上限に関する厚労省案、この件に関する地域医療を担う病院管理者、現場の勤務医及び医療改革に取り組む患者の意見(讀賣新聞記事)を紹介(添付資料−2、29枚目)
    7)琉球大学病院産婦人科銘苅佳子医師より提供されたスライド紹介「沖縄県での女性医師支援と働き方改革」(添付資料−2、15枚目から)
  3. 質疑応答
    1)大学教授や病院管理職、医師会・学会理事の女性割合をすぐに30%以上にとの30%の根拠は
    (答)会議等において同じ意見を持つものが30%いなければその趣旨が理解されないという事実が報告されている
    (答)現在若い女性医師は30%に達していることから当然30%であるべき
    2)30%以上に増やすことを、どう実現するのか本声明を今後どうして行く予定か、大臣に提出するなどの予定があるのか
    (答)上記2−6)を踏まえ、関係者が同じテーブルについてのディスカッションを実現したい
    (上記2−6):朝日新聞記事の内容を示しています)
  4. 田中裕之氏(医療法人ニコークリニック 理事長)の吹田スコアを用いた研究「女性と男性の健康特性は異なる」を紹介(添付資料−2、22枚目から)
  5. 今後に期待された活動
    関係省庁や議員への働きかけ、今年の入試の総括

2019年2月
東京新聞「差別は必要悪ではない」の記事紹介(2019年2月5日)

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2018年9月
メディア懇談会

日時  2018年9月22日(土)18時30分より
場所  対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座ラウンジ
    中央区銀座2-6-5  銀座トレシャス7階 電話03-3535-2992

対馬ルリ子理事の司会で18時30分より開始された。参加メディアは讀賣新聞(竹井陽平氏、藤井 亮氏)、メディカルトリビューン(中山あゆみ氏)、東京新聞(早川由紀美氏、原 尚子氏)、NHK(小林さやか氏)、m3.com(水谷悠氏)、ロイター通信(吉田 まゆ氏)である。

対馬ルリ子理事によるJAMP設立経緯と活動目標の紹介に続き、今回のメディア懇談会開催の経緯と目的(今春の東京医科大学一般入試における女子学生への恣意的点数操作の背景にある問題点を共に掘り下げ、今後の双方の活動に反映する)が説明された。
出席者は自己紹介のあと質疑応答形式で懇談した。概要は以下の通りである。

  1. 吉野一枝理事による種部恭子理事(欠席)から提出された資料「医学界のパターナリズム維持の構図」等の解説
  2. 医学界のパターナリズムが女性の活動機会に影響
  3. 東京医科大学の入試不正操作について:社会の反響への配慮
  4. 他大学医学部、薬剤部の入試の実状:「不正は無い」は事実か
  5. 女性消化器外科医からの現状説明
    妊娠とともに手術を外すは「女性擁護」という男性上司
    女性医師が子育てをするという既成概念の存在
    男女共にキャリア継続意識が正しく理解されていない
  6. 女性泌尿器科開業医からの現状説明
    30年前には女性医師が暇な病院へ回されたが、現状は若者が繁忙な機関を敬遠する
    職員の妊娠時の機能的な勤務体制の紹介:継続を可能にしている
  7. ジェンダーハラスメント根絶の重要性
  8. 医療の問題は医療の中からの改革でよいか
  9. 24時間の主治医体制は改革の岐路に来ているのではないか
  10. 男女医師の配偶者が同業者の問題点、歯科医師界の現状
  11. 過重労働の現状と問題点
    男女医師が働き易い職場は医療安全に繋がる
    ワークシェアリングなどの医療の抜本的改革がないと医療崩壊へ
    繋がる危機感
    コメディカルや事務職員とのシェア:コメディカル教育の必要性、
    医師が上位ではない、医師が全てをするという既得権意識の改革
    NHKの労働環境改革の紹介
  12. トップの考え方
  13. 東京医大女性学長誕生の感想
  14. 政府の働き方改革との連動の重要性
  15. 若い年代層のモチベーションの問題:高校進学担当教師、予備校講師および女子受験生へ希望すること
  16. 津川論文の紹介:女性医師の評価
  17. メディアへの期待
    メディア報道は一般の理解を得るのに重要である
    表層的な報道ではなく掘り下げた内容に
    パート女性医師の割合と社会貢献度の調査を希望する
  18. JAMP会員の年齢層、他

メディアの方との懇談は多岐に亘る内容であり、非常に有意義であった。

2018年9月
長崎の女性医師たちが… 楠本イネ女史の墓参

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2018年8月
東京医大不正入試問題に関連して
声明発表邦文英文):声明をクリック下さい。

2017年10月
リーダーシップとフォロワーシップ

2017年6月24日、東京目黒雅叙園にて開催された一般社団法人日本女性薬剤師会創立50周年記念祝賀会に招待された。日本女性薬剤師会は1966年(昭和41)に日本女子薬剤師会として創立され、初代会長の秋島ミヨ氏と現会長の近藤芳子氏の2代で、各都道府県に支部組織団体を有し、会員13,000人の強力な女性職能団体に育てあげられたのである。

当日は、参議院議員、厚生労働省、消費者庁、日本薬学会、日本薬剤師会、日本病院薬剤師会、薬学教育評価機構、東京薬科大学等の政界、学会、大学の重鎮に相見え、近藤会長をはじめ主催者の方々と親しくお話しする機会となった。来賓のご挨拶は、これからの日本には豊かな感性とコミュニケーション力を備えた女性薬剤師の活躍が欠かせないことと、それを築いた近藤会長のリーダーシップへの賛辞がそれを語っていた。

祝賀会では、1982年(昭和57)に発表された日本女子薬剤師会の歌が披露された。女性薬剤師のプロフェッショナルとしての志があふれたこの歌が、会員の結束力の源となっていると感じ入った。歌詞を紹介させていただく。

1.医薬の業を天職と
  学び修めてこの道へ
  生命に尽くす職能を
  健く掲げん誇らかに
  我等日本女子薬剤師会
2.理想に燃えて愛の灯を
  あまねく広く大洋へ
  福祉と医療に女性われ
  意気を示さん高らかに
  我等日本女子薬剤師会
3.津々浦々に相い集い
  くすしの使命永遠に
  今日も明日もひたすらに
  共に歩まん愛の道
  我等日本女子薬剤師会

日本最初の女性薬剤師である岡本直栄氏は、1985年(明治18)の東京薬舗大学(現東京薬科大学)第2回卒業生名簿にその名が記載されていることを知った。荻野吟子氏が日本最初の女性医師となったのと同じ年である。女性薬剤師と女性医師の大先達二人は、時を同じくして厳しい男女差別のなかで孤軍奮闘の活躍を始めたのである。

リーダー一人では何もできないが、一方でリーダー無くしても物事は進まない。女性薬剤師としての確固たる目標に向かった強い結束が基盤となって、お二人の会長のリーダーシップと、それを支えるフォロワーシップによって築かれた日本女性薬剤師会であることを痛感した。

代表理事 津田喬子

2017年9月
女性医師を「増やさない」というガラスの天井 ~医師・医学生の女性比率に関する分析 ②~
JAMP理事  種部恭子

 8月のトピックス「女性医師を「増やさない」というガラスの天井~医師・医学生の女性比率に関する分析 ①~」で述べたように、文部科学省学校基本調査によると、平成28年の大学入試における合格率(合格者/受験者)は、学部を問わず女性の方が男性より高いにもかかわらず、医学部については男性の合格率6.85%に対し、女性5.91%と極端に低いことがわかりました。入学時にゲートコントロールされている可能性が示唆されます。

 この傾向は最近に始まったことではないようで、参照可能な最も古いデータである昭和33年の調査においても、女性の合格率は男性の0.81倍と大きな差がありました。

 では、女性の医学部合格率は誰がコントロールしているのでしょう?
 まずは、設立母体による合格率の差を検討してみました。合格率が5割と高かった昭和33年においては、男女の合格率に10%の開きがありました。それと比べれば絶対値は小さいものの、平成28年の合格率は、国立・公立・私立ともに女性が男性より低い傾向にあります。

 男女比(女性の合格率/男性の合格率)で表すと、昭和33年より比率が上がっているものの、国立・公立では女性の合格率が男性より1割以上低いことがわかります。私立は男女比が1.0に近いですが、東京女子医科大学の合格者が全員女性であることを考えると、他の私立大学での男女比が薄められている可能性が残ります。つまり、設立母体を問わず、合格率に男女差があると考えたほうが妥当です。

 残る疑問は、「女性は男性より成績が悪く入試の点数で劣っているので合格率が低いのではないか」という部分です。第111回医師国家試験における女性の合格率は、男性の1.031倍でした。概ね同等かやや女性の方が高いことになります。しかし、大学入試は「数を絞るために落とす」試験で、医師国家試験はクオリティ・コントロールのために「一定レベルに達しない人を落とす」試験です。ゲートコントロールにより絞られた精鋭も、一定レベルに達した医師も国家試験には合格するため、ここから差異を推し量ることはできません。大学入試の成績、面接や小論文など明確な基準がない評価の内容、試験官の男女比など、見えない部分を明らかにしていく必要があると考えます。
 男性中心に発展してきた現在の医学・医療においては、女性の視点が欠けています。受療者の半数は女性であり、当事者性を持つ女性の医療者の育成によるダイバーシティが、医学の発展や医療安全のために必要です。能力的に劣る人を無理やり合格させるようなことはあってはならないですが、能力が等しいのであれば、女性比率50%を目指し、イノベーションと医療安全のためにダイバーシティを推進することを提言します。

2017年8月
女性医師を「増やさない」というガラスの天井 ~医師・医学生の女性比率に関する分析 ①~
JAMP理事  種部恭子

 人口減少社会を迎え、日本は生き残りの戦略として女性の活躍を推進しています。どの分野においても女性の参画が増えており、医師国家試験合格者に占める女性の割合も平成に入り徐々に増加、平成12年に30%に達しました。

 この勢いなら、医師国家試験合格者に占める女性の割合は早々に40%に達し、最終的には50%になると期待していました。医学系雑誌等でも「女性医師4割時代」などと、困った問題であるかのようなバイアスのかかった記事を目にするようになりました。しかし、平成12年以降、その割合は 30%強のまま推移し、全く増えていません。

 社会全体の流れを考えれば、急速に増えてきた医師国家試験合格者に占める女性割合が30%強で止まり、15年間変化しないことは不自然です。女性医師の割合を増加させないような意図的な作用が働いている可能性があるのではないか、と疑問を持ちました。もしかしたら、大学入学時にゲートコントロールされているのではないかと考え、医学部を含む大学合格率について分析を行いました。

 文部科学省が毎年行っている学校基本調査によると、平成28年の大学入試における合格率(合格者/受験者)は、男性13.85%、女性16.39%です。
 学部別では、女性の合格率が最も高いのは歯学部(22.72%)、ついで教育学部(22.1%)、医学部と看護学部を除く医学系学部(21.47%)、看護学部(17.41%)と続きます。

 もともと「女性は文系が強く、男性は理系が強い」というイメージがありますが、ダイバーシティによるイノベーションを期待する意味で理系での女性活躍は国の男女共同参画の課題とされています。このような流れの中、男性が多いイメージが強い工学部でも、女性の合格率は男性より高くなっています。
 一方、理学部は女性の合格率が11.37%と男性(11.4%)をわずかに下回り、医学部については男性の合格率6.85%に対し、女性5.91%と他の学部に比較し極端に低いのが特徴的です。

 学部別の合格率を男女比(女性の合格率/男性の合格率)で表すと、各学部合格率の男女差は明らかです。女性の合格率が男性より高ければ1.0以上になりますが、明らかに1.0を下回る、つまり女性の合格率が顕著に低いのは、医学部だけです。
 他の学部と傾向が異なるのは、同じ理系の中でも医学部を受験する女性の能力が劣るからなのでしょうか? そうでないとすれば、いつから、なぜ、始まったことなのでしょうか?
 ガラスの天井を探る糸口があるような気がします。 ~9月トピックスに続く~

2017年7月
日本女性医療者連合の理事 対馬ルリ子先生が名誉ある「第21回松本賞」を受賞されました。

リプロダクティブ・ヘルス分野で功績をあげた第一人者に授与される『松本賞』を、当JAMP(日本女性医療者連合)の理事・婦人科医師の対馬ルリ子先生が受賞され、この6月14日にグランドヒル市ヶ谷にて表彰されました。「松本賞」一般社団法人 日本家族計画協会の松本清一前会長の名を冠したこの賞は、2003年から社会活動の一環として、女性の心と体の社会との関わりを総合的に捉え、健康維持増進を図る医療(女性外来)を勧めるための医療法人社団ウィミンズ・ウェルネスを設立され、女性の生涯にわたる健康の向上に努めてきた対馬先生の努力が認められたものです。本賞は以前に同理事の種部恭子先生も受賞されており、今回の対馬先生の受賞と併せて、その延長線上での「日本女性医療者連合」の設立と推進は、女性医療者が自身の能力を十分に発揮でき、意欲をもって自身の可能性に気づく事で男性優位の現状脱皮に向けて、次なる当連合からの後継者の養成と出現を期待すると共に、本連合立ち上げの大きなサポートインパクトになったと称賛されるものです。

日本女性医療者連合 事務局