女性ホルモンを味方につけて賢く美しい人生を

女性の一生は、女性ホルモンに大きく影響されています。
男性ホルモンは一生を通じてゆるやかに変化していくのに対して、女性ホルモンは月ごとや年齢による変動が大きいのが特徴です。女性ホルモンは体のさまざまなところを守る働きがありますから、バランスが乱れると全身の不調につながりかねません。

現代女性は昔に比べて生涯に迎える月経の回数が増えています

昔は子どもを10人産むことも多かったため、1人目の授乳中に2人目を妊娠し、気づいたら10年くらい月経がないことも珍しくありませんでした。現代は子どもを産んでも1人か2人、産まない女性も増えていますから、月経にともなう女性特有のさまざまな症状が起こりやすくなっています。

月経不順、月経痛、月経前症候群(PMS)は、現代女性の三大疾患といってもいいほど増えている症状です。
なかでも月経痛は、その陰に子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が隠れていることもあるので注意が必要です。

漢方薬、低用量ピルによる治療をおすすめしています

症状を軽くするために有用なのが、漢方薬や低用量ピル(OC)です。
医師の処方による漢方薬はほとんど保険適用ですし、妊娠したい人や授乳中の人でも診察をもとに選べば使えるなど、服用制限が少ないというメリットがあります。低用量ピル(OC)は、月経が定期的に来るようになり痛みも少なく、子宮体がんや卵巣がんの予防にも役立ちます。

ホルモンバランスにより、かかりやすい病気や風邪を引きやすい時期などが変わってきます。
婦人科のホームドクターをもち、気になることがあったらすぐに相談できるようにしてください。


朝日新聞(2011年6月25日掲載広告より)